きかんしゃトーマスの鉄道模型って?オモチャからスペシャルギャラリーまで

子どもに人気のきかんしゃトーマス。きかんしゃトーマスといえば、実際の鉄道模型を撮影して放送されたのが始まりですが、現在トーマスの鉄道模型にはどんなものがあるのでしょうか?ここでは、手にはいるオモチャから、きかんしゃトーマスの世界を再現したジオラマの展示まで、トーマスの鉄道模型の世界をご紹介していきます。

鉄道模型とトーマス

トーマスといえばテレビ番組として広く知られていますが、もともとは鉄道模型を使って撮影された人形劇でした。1984年のイギリスで放送開始され、以降断続的に放送が続けられています。きかんしゃトーマスは、30年以上の年月をかけ、幼児向けの番組としては異例なほど、世界各国で知られる映像コンテンツに成長しました。

放送開始当時は、鉄道模型を使用して製作されていたきかんしゃトーマスですが、鉄道模型の維持や表現上の限界など、さまざまな問題から、2019年現在では、鉄道模型での製作は終了しています。2008年公開の長編3作目が鉄道模型を使用した最後の作品です。

その後は模型で撮影された映像と3DCGモデリングされたキャラクターの顔、人間のキャラクターをデジタル合成して製作されています。

TOMIXのトーマス鉄道模型

きかんしゃトーマスは、その鉄道模型の緻密さや、実際の車両をモデルに作られているキャラクター設計から、子どものみならず大人からも評価されています。トーマスの鉄道模型は、鉄道模型のメーカーとして知られるTOMIXなどから発売されています。

TOMIXといえば、KATOと並んで鉄道模型のメーカーとして有名です。TOMIXから発売されているトーマスの鉄道模型は、それぞれのキャラクターの車両をはじめ、初心者用のセット、テーブルディスプレイ用のジオラマなどがあります。

なかでも「TOMIX Nゲージ きかんしゃトーマスDXセット 93706」などは、鉄道模型の初心者でも始めやすいセットです。

大井鐵道のトーマス鉄道模型

そのほかトーマスの鉄道模型には、大井鐵道に実際に走ったトーマスを再現した車両もあります。NEKO PUBLISHINGから発売している「Nゲージ 鉄道ホビダス 大井川鐵道 きかんしゃトーマス号シリーズ No.1 きかんしゃトーマス号 (C11) ディスプレイプラキット」です。

KATOのC11プレイプラキットを使うことで動力化でき、動かすことができます。そのほかには、「Bトレインショーティー 大井川鐵道 きかんしゃトーマス号 C11形227号機+客車 (スハフ42+オハ47) (機関車1両+客車2両入り) プラモデル」など、BANDAI SPIRITSから発売されているトーマスの大井鐵道プラモデルもありますが、こちらは、動力化には未対応です。

ただ造形面では優れているとの評判もあるため、走らせることに興味がない人にはおススメできます。

Nゲージの鉄道模型にトーマス車両を走らせてみよう

TOMIXやNEKO PUBLISHINGなどから発売されているトーマスの鉄道模型は、なにしろトーマスのキャラクターがメインです。そのため小さなお子さん向きかと思いがちですが、精巧な作りをしているため、どちらかといえば鉄道好きの大人向きかもしれません。

取り扱っているNゲージシリーズは特に、小さく繊細な作りになっているため、小さいお子さんに扱いやすいかどうかは少々疑問なためです。どちらかといえば、タカラトミーから出ているプラレールのトーマスの方が、小さなお子さんには扱いやすいでしょう。

もちろん、眺めて楽しむ分には、年齢関係なく楽しめます。鉄道模型を走るトーマス車両は、2008年以前の鉄道模型で制作されていた「きかんしゃトーマス」を彷彿とさせると評判です。もしも既存のNゲージ鉄道模型を持っている場合には、中にトーマスなどの車両を走らせるのもおススメです。

近代車両の中にキャラクター車両を走らせるのも、アクセントになって面白いかもしれませんよ。

原鉄道模型博物館で開催されるトーマスのスペシャルギャラリー

トーマスの車両が鉄道模型で走る姿を見たいなら、原鉄道模型博物館がおススメです。原鉄道模型博物館では、年3回程度(春、夏、冬)にきかんしゃトーマスのスペシャルギャラリーを開催しています。2019年の場合には「きかんしゃトーマススペシャルギャラリーinSpring」として、4月18日(木)~5月12日(日)の開催でした。

春はゴールデンウィークにかかるように開催されています。ただ、年によって開催の日にちは前後するため、原鉄道模型博物館のHPや「ソドー鉄道広報局によるきかんしゃトーマスブログ」などで確認しておくといいでしょう。

きかんしゃトーマスブログは、トーマスに関する最新情報をチェックするには最適です。原鉄道模型博物館は2012年7月に開館した比較的新しい博物館です。

日本で初めて鉄道が開通したといわれている横浜の地に作られました。博物館の名前にも冠されている原信太郎さんが創設者です。また、博物館では彼が制作した鉄道模型や所蔵していたコレクションの一部を展示しています。

博物館には、原模型の神髄に迫ったコレクションや原信太郎自身の歩みと鉄道史とを重ねて知ることのできる展示プロムナード、原信太郎さんが親しんだ鉄道旅の一端を知ることのできるヴィンテージ・コレクション、模型工房などなど、見どころはたくさんです。

ただ、鉄道模型が好きな方には、「いちばんテツモパーク」という世界最大級のジオラマが一番の見どころになるかもしれません。

『鉄道模型におけるルーバーの再現度と自作の楽しみについて』

トーマスのスペシャルギャラリー期間は「いちばんテツモパーク」でトーマスの仲間たちが走る

「いちばんテツモパーク」では、常設展でも一番ゲージの蒸気機関車や電車、トロリーバスなどが走り、その臨場感あふれる走行の様子や町並みを楽しむことができるでしょう。またジオラマの全体を見たい人のために、レイアウトを見渡せる観客席も設けられています。

普段でも十分楽しめる展示ですが、トーマスのスペシャルギャラリーの開催期間中には、さらにパワーアップ。この鉄道模型の中をトーマスの仲間たちの車両が走行するのです。緻密なジオラマの中をトーマスたちが走る姿に、夢中になるお子さんも多いとのこと。

ジオラマは時間の経過とともに、昼から夜へと空の色が変化します。ジオラマの建物に照明が灯るなど、時間の変化を再現しています。長い時間滞在していても飽きません。また、スペシャルギャラリーの開催期間中は、ジオラマのほかに、プラレールでもトーマスの世界を再現しています。

さらにプラレールトーマスや木製レールトーマス、ニューブロックやメガブロックで遊ぶことのできるキッズスペースが開設。トーマス好きのお子さんが心ゆくまま遊べる配慮がされています。普段でも人気の体験プログラム「動鉄実習」も本物の運転台で模型を運転できる体験も、1日人数限定で楽しめます。

原鉄道模型博物館では、大人なら鉄道模型をさまざまな角度から楽しむことができるでしょうし、お子さんなら鉄道を眺めて、オモチャで触れてと身近に感じることができるでしょう。